厨房
2023/01/13
飲食店の開業にあたり、必要な機材を全て購入するというのは現実的ではありません。
そこでほとんどの飲食店が活用しているのが、リースです。
購入すると巨額になる厨房の機材も、リースを利用することで分割して支払えるため、開業時の資産を有効活用できます。
でも、リースを使うデメリットもおさえた上で、厨房リースを活用すべきか判断したいですよね。
この記事では、飲食店が開業するときに厨房リースを活用するメリットとデメリットをわかりやすく解説します。
リースを一言で解説するなら、「お金を払って借りる」ことを意味します。
ただしレンタルとは違い、基本的には長期間の利用に向いており、よりリーズナブルに無駄なく借りられるのが特徴です。
レンタルでは貸主の所有物を複数のユーザーで回して利用することに対し、リースでは貸主が代行して新品を購入し貸し出すという点でも異なります。
リースがどんなものかピンときていない人は、先に下記の記事からご一読ください。
【関連記事】比較|飲食店開業時の厨房「リース」と「レンタル」の違いとは?
まずはリースをするメリットからお伝えします。
①初期費用がおさえられる
②退去時の処分が不要になる
③最新機種が利用できる
それぞれについて、詳しく解説します。
リースを利用する最大のメリットは、初期費用がおさえられることでしょう。
飲食店を開業する場合、設備だけで200万円以上かかることも珍しくありません。
冷蔵庫やガスコンロ、製氷機、食洗機、作業台、テーブル、椅子…どれも購入するなら数十万円〜数百万円かかるものばかりです。
リースでは、トータル200万円分を月々数万円の支払いで利用できるため、まとめて購入する必要はありません。
店舗を移転や閉店するというとき、リースなら自分で撤去作業をする必要がなくなります。
リース会社が買い上げているため、所有権はリース会社にあることから、処分にお金をかける必要がなくなります。
残債は支払う必要がありますが、購入してしまった場合と比べて撤去費用がはぶけるのはメリットです。
リース会社が新品を購入してくれるため、最新機種を選ぶことができます。
レンタルの場合には古い機種を使い回す必要がありますが、リースでは最新機種を新品状態で利用できるため、最高の状態でお店を開くことが可能です。
続いて、リースをするデメリットも確認していきます。
①誰でも契約できるわけではない
②契約完了後に自分のものになるとは限らない
それぞれ詳しく解説しますね。
リース最大の難点は、支払い能力を見込まれた人でないと利用できない点です。
リースの仕組みは、リース会社が代わりに購入したものに対して、分割しながら払っていくようなイメージになります。
つまり、そもそも支払い能力がない経営者のために代行購入をした場合、リース会社は費用を回収できない可能性が高くなるということです。
リースは誰でも契約できるわけではなく、最終的に支払いを完了できると見込める経営者だけが利用できる手段となります。
ご自身が利用できる対象者であるかどうかは、リース会社と相談してみましょう。
リースの支払いが完了し契約が終わったとき、利用している厨房機器が自分のものになるとは限りません。
リース満了後の主な選択肢は、3つあります。
・リース会社へ返却
・再リース
・買取
ただし、リース会社によって対応内容が異なるため、必ず希望が通るわけではありません。
希望に沿ったプランが用意してもらえるかどうかは、利用開始時に確認する必要があります。
複数のリース会社に対応サービスを聞いて回るのは手間がかかりますが、手を抜いてはいけない通過点です。
手間をかけないためには、リース会社の紹介サービスを利用することもできます。
希望にあわせて複数のリース会社を紹介してもらえるため、調べ物と問い合わせにかかる時間を凝縮できます。
リース契約提携数が業界でNo.1のリース企業紹介会社「FIJ」なら、希望にあわせて最適なリース会社と出会うことが可能です。
ほとんどの飲食店は開業時に厨房リースを活用し、上手に資金をまわしています。
弊社FIJでは、提携しているリース会社の中から、お客様の条件にぴったりなサービスをご紹介することが可能です。
リースはもちろん、あわせて物件紹介から内装設計、海外進出支援までトータルサポートさせていただけます。
「初めての飲食店開業で、何から始めれば良いかわからない」
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このようなお声を多くいただいております。
飲食店の開業や、ベストなリースプランにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。