内装
厨房
2022/11/01
新品の厨房機器を購入すると、大抵1年間無償のメーカー保証がついています。保証の期間を過ぎると運転に不具合があった場合でも、修理可能かどうか査定するだけで費用をとられることがあります。交換する部品の在庫状況や、修理スケジュールの混み具合によっては不便なく営業再開できるようになるまで時間がかかる例も。予期せず発生する問題に不要な時間とエネルギーを割かないために、厨房リースを導入するという事業者も増えています。
厨房機器の中でも特に使用頻度が高いものであれば、適切な管理とこまめなメンテナンスは欠かせません。
万が一のリスクに備えて、日々安心して厨房機器を使うために、リース契約を検討するのもおすすめです。
飲食店を開業するには保健所の営業許可が必要です。
事前に申請し、設備や衛生管理、人員などの条件をすべて満たすと「飲食店営業許可」が得られます。審査に引っかかると再度工事や人員の手配が発生するため、最悪開業日に間に合わなくなる状況も。
想定外の事態も逆算して準備に取りかかりたいところですが、「保健所がチェックするポイントと対策」を把握して一発OKを目指せば、余裕を持って開店を迎えられます。細かい内容は地域によって異なりますが、保健所が営業許可を出すにあたって以下のようなものがあげられます。
・店舗スペースの区画分け
・床と内壁は清掃に向いているか
・照明と換気は十分か
・ねずみや害虫対策
・トイレや手洗い設備は適切か
・食材や備品をしまう設備に扉がついているか
・蓋付きのゴミ箱はあるか
理想の店舗像を求めつつ、資金との折り合い、保健所の規定を満たした設備選びとなると、様々な選択肢が出てきます。開店のノウハウと飲食業界に強い繋がりをもつ専門家のアドバイスをもとに、客席や厨房のレイアウトを検討すると、出店業態に合わせた最適な設備をスピーディーに導き出せます。